# プラグインの復旧
Git Pushを行う前に環境の更新などで作業内容が意図せず消えてしまった場合、以下でご紹介する方法で作業内容を復旧できる可能性があります。
# 概要
本復旧方法はリソースを作成、保存する際にAPIGWを通して通信を行うといった仕様を利用したものです。
apigw Podのログから「filename」という文字列で検索を行い、保存操作時のログを見つけ、そのログをコピーすることで復旧するといった操作です。
注意点
以下の条件に当てはまる場合、本手順では復旧できません。
- workspaceが設定できないリソース(アカウントなど)
- workspaceが設定されていないリソース
- SDKの起動パラメータ「deep_monitoring」または「developer_mode」を意図的にFalseにしている環境のリソース
条件に当てはまっていない場合でも復旧可能であることを保証することはできかねますのでご了承ください。
# 復旧手順
以下の手順に従って復旧操作を行なってください。
Qmonus SDK Labにて該当の開発環境のGCPリンク (環境更新ボタンの左にある「G」) ボタンを押下します。
表示されたGCPコンソール (Kubernetes Engine) にて「apigw」を押下します。
タブ「ログ」を選択します。
画面右端の「ログエクスプローラで表示」ボタンを押下します。
「すべてのフィールドを検索」欄に「filename」と入力します。
以下のようなログが表示されます。
2024-08-07T04:46:27.714433237Z {"filename":"HelloWorld.yml", "plugin":{…}, "service":"scenarios"}
検索時刻を設定する場合
検索する時刻は、過去に開発環境上で保存した時刻を指定してください。 (git操作ではなく開発環境画面上での保存操作)
該当のログを押下し、「コピー」 > 「JSON形式でコピー」を選択します。
クリップボードにログが格納されますのでテキストエディタなどに貼り付けることで内容を閲覧できます。
JSONにおける「plugin」部分にその時点で保存されたファイルの中身が格納されています。TIP
「plugin」以降の{}を抜き出し、jsonファイルとして保存することでPortalへ直接importすることも可能です。